同じ失敗をまた・・・
2016-05-18


団体での仕事は、ボランティアですが、
でも、全体を統括する仕事に、無償も有償もありません。

嘗て、まさしく仕事で、こういうポジションだったのですが、
大病をして退職しました。
そのときの経験は、いまだにトラウマです。

で、今、また団体のボランティア仕事で、
同じ失敗をしそうになっています。
まわりの人は、私の内面をわかりません。
ただ、私のポジションに期待しています。
面倒なこと、困ったことは、全部、このポジションの私がなんとかすると思っています。

私の前任者もそこが辛かったようです。
トラウマをかかえて、バランスを失っていたようです。
で、私が引き受けるとき、
前任者と同じことはできない、無理はしない、軸足はまだ仕事にある、ということを確認してわかってもらったはずなのですが、
それでも、期待はされています。

リーダーがほしい人が多いんだなと、あらためて思います。
「なんとかしてほしい」と思っています。
「なんとかしてくれるはずだ」と思っているようです。

そうなんですね、意地悪でも敵意でもなく、
「なんとかしてほしい」と思っている人が多いんですね。

それでただただプレッシャーをかけてきます。

私は、誰かに何とかしてほしい、とあんまり思わない。
親分もリーダーもほしがらないタイプです。
で、私自身が、リーダータイプに見えることがあるようです。
違うのです。
共同責任でやっていきましょう、というタイプなのです。

それぞれが主体的に、担えることを責任をもって、
担い合いましょう、と思っているのです。
だから、他を責めない。
私もやれることをやる。もちろん、精一杯やる。

でも、どうも違う人が多いみたいです。
私の誤算はここにあるのかもしれません。
他の人々とのこの齟齬が、軋轢の原因かもしれません。

大きな組織だと、リーダーのポジションには参謀がつきます。
参謀がいないと、誰だって一人では担いきれません。
政治家や著名な人は、おかかえの宗教家や占い師がいたりする、ということをよく聞きますが、
最近は、それがカウンセラーだったり、
時にはドラッグだったりするのかなと思います。

私などは、中途半端なリーダーポジションなので、
そもそも組織がショボくて参謀がいない、
お抱えのカウンセラーもいないし、心の支えにする宗教もないし、
ドラッグもないし(せいぜい、赤ワイン^^)。
でも、リーダーがなんとかするはずだ、と思っている人たちが群れている集団の原理は同じ。

今のところ、
その団体や組織とは関係のない友人たちに、
時に愚痴を聞いてもらって心を保っている状態です。
友だち、大事にしよ。
[仕事]
[思い出]

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