とうとう授業中、、、
2019-12-11


故障の多い私のからだ・・・。
しかし、授業だけは乗り切っていた。

よく講演にでかけていた頃は、風邪をひこうが、熱が出ようが、
穴はあけられないので、決死の覚悟で行くこともあった。
終わったとたんにばたっと倒れても、とにかく、約束だけは果たさねば、という感じ。

が、昨日は、初めての経験だ。
朝から不調だった。
食欲もなく、ココアをカップに一杯と、葛根湯を飲んで家を出た。
ちょっとふらついていた。
ずっと腸の調子が悪いので、仕事前は食事をしないことにしている。
講演先で昼食を出されて完食していたのは、遠い昔だ。

で、昨日は行きの通り道のコンビニで、アリナミンとユンケルを買った。
いつもなら、授業の後の食事用にパンとかおにぎりを買っておくのだが、固形物を買う気もしなかった。
大学に到着して、とりあえず、ユンケル。

で、授業に行った。3時限目は無事に終了。
でも、ちょっとぼぉっとしていた。
30分の休みをはさんで4時限目。
声はかすれているが、前半はいつも通り。
が、授業が終わる20分前から、急激に具合が悪くなった。
えも言われぬ気分の悪さ。
「風邪気味で調子が悪いので、座って話します」と椅子に座ったが、
もう、アカン、という状態。
目の前が暗くなって喋れない。
最後の力をふりしぼって、
「悪いけど、今日はここまでにします」と言い、質問などを書いて出すようにと、最終の指示を出してへたり込んだ。
いつもぎりぎりまで授業をするが、15分前に終了。
猛烈な吐き気でトイレに走ったが、なにしろ食事をしていないので、
吐くものもない。

えらいもんだね、大学生って。
「先生、大丈夫ですか?」「かたづけるの、手伝います」と申し出くれる女子学生がいて、
いつの間にか、男子学生も手伝ってくれていて、
たぶん、私以外はできないだろうAV機器の片づけだけをしたが、
あとは、荷物を持って、
保健室に付き添ってくれた。
他の学生も、「お大事に」と声をかけて教室を出て行く。
大人だねぇ。

で、保健室でベッドに寝かせてもらって、
血圧や体温を測られる。
体温は、35度2分。
そうだろう、さぁーっと血の気が引いて、体温が下がったのが自分でもわかる。
しかも、冷や汗びっしょり。

少し寝かせてもらって、やがてなんとか体力が戻って来たので、帰ることにした。
保健室の人も、ずっと付き添って、荷物を片づけたり、最終、帰るところまでヘルプしてくれた。

病院搬送ということにならなかったのは、バイタルが重篤ではなく、
受け答えがスムースだったからだろう。

帰り道、授業を最後までやらなかった不覚の感じを抱きつつ、
ネットで、自分の症状を調べた。
ドンピシャのがある。
血管性迷走神経反射、と書かれていた。
私の症状は、失神する前兆だったようだ。確かに、このまま気を失うのではと思った。
が、辛うじて、意識はとどまっていた。

素因はいろいろあるようだが、気になったのは、「強い腹痛などの病気のあと」という語句と、「恐怖感」。
それ、わたし!
誘因として書かれている中に、「長時間立ちっぱなし」「空腹」という語句。
それ、わたし!!

予後は良いらしく、今朝はもう復調しているので、一過性のものだったのだろう。
昨日、帰宅後は食事もしたし。
ただ、精神的なショックが大きくて、なんだか、授業の残務もする気が起きず、早々に床に就いた。

授業中(と言っても、終了まで15分だったのは、幸いな感じだ。先生によっては学生を解放しているところもある時間帯だ。)に、起こったのと、症状の突発性と重症様にショックを受けている。
また、しばらく、ひよひよするなぁ〜。
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